2021/09/20

【スマホの知識】スマホのCPUとは!? Snapdragon(スナップドラゴン), Apple, Kirin, Exynos(エクシノス) Helio,  各社 CPU 性能比較!!

 
 

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スマホの『SoC(CPU)』の種類と比較

スマホの購入を検討する時に必ず仕様(スペック)を見ると思いますが、その際目に留まるのが 『SoC(CPU)』という文字だと思います。

RAM(メモリ)やストレージに関していうとパソコンと同じ様な認識でいれば問題ないですが、『SoC(CPU)』 の種類や性能はパソコンと違うので分からない人も多いかと思います。

現在、スマホでよく使用されている『SoC(CPU)』の種類は下記の通りです。

・ Snapdragon  スナップドラゴン

・ HELIO

・ HiSilicon Kirin(キリン)

・ Exynos(エクシノス)

・ Apple Aシリーズ

・ Surge(サージ)

スマホやガジェットが好きな人ならこの名称をみて 『あ~聞いたことあるわ~』 くらいになると思いますが、実際にスマホの仕様(スペック)を見ている時に、それがどれくらいの性能を持っているのか? となると、あまりピンとこないと思います。

大体どこのメーカーも共通しているのが、最初に『SoC(CPU)』の名称を持ってきて、後ろの数字で性能の優劣が分かります。(スマートフォンの型番と同じイメージ)

例を挙げて言うならば、 Apple社の 『SoC(CPU)』は A8、A9・・・・ と数字が上がっていく毎に新しくて性能がいい『SoC(CPU)』になっています。

ここでは、それぞれの『SoC(CPU)』の説明と、それぞれの性能(スコア表記)を紹介したいと思います。

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Snapdragon (スナップドラゴン)とは

Snapdragon (スナップドラゴン)は、アメリカ・Qualcomm(クアルコム)のモバイルSoC(システムオンチップ)。

スマートフォンやタブレットに広く使われている。

800番台がハイスペック、600番台はミドルスペック、400番台はエントリーモデル、200番台はローエンドモデルでよく使用される。

 

https://www.qualcomm.com/products/catalog/processors

 

 

 

MediaTek(メディアテック) とは 『HELIO』

MediaTek(メディアテック)が台湾の半導体メーカーです。スマートフォンやタブレット向けのSoCを供給しており、Snapdragonよりは安価です。・・・がやはり性能は少し落ちます。

スマートフォンのスペック表では、MediaTek MT6xxxやMTK MT6xxxと記載されていたり、『helio』というシリーズ名で表記されています。 HELIO P20 P25 P27 P30 等です。

5G対応チップセット『Dimensity』シリーズもMediatek社の製品となります。

ナンバーが大きくなる程に性能があがっていきます。

エントリーモデルから ミドルレンジモデルに対して 700 800 900 が搭載され、

フラッグシップモデルには 1000 1100 1200 が搭載されています。

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https://www.mediatek.com/products/smartphones

 

一番新しいDimensity 900 を搭載している OPPO  のベンチマーク資料がありましたので参考までに

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HiSilicon Kirin(キリン) とは

スマートフォンのSoCであるKirin(キリン)は、Huawei(ファーウェイ)社(中国広東省深セン市)系列の半導体メーカーHiSiliconが設計している『SoC(CPU)』です。主にHuaweiのスマートフォンやタブレットで採用されています。

http://www.hisilicon.com/

 

 

Exynos(エクシノス)とは

Exynos(エクシノス)は、韓国Samsung(サムスン電子)によるSoCシリーズです。GALAXYシリーズのスマートフォンやタブレットに搭載されています。

Exynos 8895Octa  等

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Apple Aシリーズとは

Apple Aシリーズはアップルが設計したSoC(CPU)です。アップルのiPhoneとiPad、iPodタッチに搭載されています。

A8, A9, A10, A11等です。

 

 

Surge(サージ)とは

Surge(サージ) は、Xiaomi (シャオミ)の子会社 (小米松果)が開発する独自SoC(システムオンチップ)シリーズです。

2017年2月に第一号となる「Surge S1」を発表、Xiaomi Mi 5cに搭載されました。性能はおおよそですが、ミドルレンジの性能と評価されています。

 

性能比較

最初に言っておきますが、同じ『SoC(CPU)』を搭載した端末でも搭載している他のパーツが違ったり、OSが違うだけでベンチマークスコアは変化します。

なぜかというと、端末に搭載されている各パーツ同士の相性が良かったり悪かったりする事が関係しているからです。

Apple社のiPhoneはOS、CPU、アプリまで一貫して同社が開発している為、それぞれの相性がよく、Androidスマホより各部材のスペックが多少悪くても、総合的に見てワンランク上の動作を実現しています。

これらを念頭に置いていただき、下記の表に目を通して頂ければ、どの『SoC(CPU)』がどれくらいの性能か、なんとなく理解して頂けると思います。

モバイル向けSoC(CPU)の性能を計測するアプリは、「Antutu ベンチマーク」や「Geekbench」など多数種類がありますが、最も有名な「Antutu ベンチマーク」の合計値を記載しています。

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