LG G7 ThinQを発表! 発売は5月中旬頃か 端末評価は価格次第で変わりそう
LG社は5月3日、韓国で同社新端末、『LG G7 ThinQ』 を発表いたしました。発売日や価格はまだ未定ですが、5月中旬ころには韓国内で発売されるとみられています。
LG社は、Samsungと同じ韓国のスマホメーカーの1つ。 最近は日本でも携帯大手3社から発売されるなどして、その知名度をあげていますね。
実は、スマホメーカーと言っていますが、総合家電メーカーみたいな会社です。
知っているだけでも、テレビ スマホ パソコン PCディスプレイ等、幅広い商品を開発・販売しており、低価格で高性能な商品を発売しています。もしかしたらスマホよりそれらの方で知名度が高いかもしれませんね。
さて、今回の『LG G7 ThinQ』、同社のフラッグシップモデルである、「G」シリーズの正式ナンバリング端末なので、期待をしています。
事前の情報ですと、最新CPUを搭載して、大容量メモリを搭載等々、興味を惹かれる様な内容が飛び交っていましたが、さてどうなってるんでしょうか。
順をおって紹介していきます。
サイズ 外観

縦長のスリムなデザインになっています。
他の端末と比較すると、Samsung のGalaxy S9 と S9+ の中間くらいのサイズ感でしょうか
なかなかニクいサイズ感でだしてきています。
前面はノッチデザインを搭載したフルスクリーンディスプレイ。6.1 インチ 3,120 x 1,440 ピクセル(QHD+)に拡大し、ディスプレイのアスペクト比は 19.5:9 へと長くなっており、また、最大輝度 1,000nits という明るい「スーパーブライトディスプレイ」を搭載しています。
指紋認証センサーは裏面に搭載しています。
スペック
本体情報
4Gバンド |
LTE |
発表・発売予定 |
2018年 5月 3日発表 |
サイズ |
153.2 x 71.9 x 7.9 mm |
重量 |
162 g |
SIM |
ハイブリッドデュアルSIM (Nano SIM/ Micro-SIM, デュアルスタンバイ) 又は シングルSIM |
OS |
Android 8.0 (Oreo) |
メモリ |
128 GB, 6 GB RAM or 64 GB, 4 GB RAM |
CPU |
Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 |
GPU |
Adreno 630 |
MicroSD対応 |
有 MAX 400GB Simトレイ2 使用 |
発売予定は韓国で5月中旬頃。アメリカでは6月とみられています。
CPUは最新のスナップドラゴン845を搭載。
メモリは128 GB, 6 GB RAM と64 GB, 4 GB RAM の 2種類があります。 発売する地域で少し違う可能性があるので購入前にしっかり確認するようにした方がいいです。
ディスプレイ
タイプ |
IPS LCD タッチスクリーン液晶 |
サイズ ・解像度 |
6.1インチ 1440 x 3120 ピクセル, アスペクト比19.5:9 (~564 ppi) |
保護 |
コーニング ゴリラガラス5 |
防水・防塵 |
IP68 ミルスペック対応 |
ディスプレイタイプは有機ELタイプではなくて、IPS液晶を搭載しています。
上でも述べましたが、最大輝度 1,000nits という明るい「スーパーブライトディスプレイ」を搭載しています。
防水・防塵は最高ランクの IP68 規格に対応しており、米国における軍用品の調達規格であるミルスペックに準拠しています。
要するに「タフ」なスマホという事ですね!
カメラ
メインカメラ |
デュアルカメラ16 MP (f/1.6, OIS, laser) + 16 MP (f/1.9), LEDフラッシュ |
インカメラ |
8 MP (f/1.9), 1080p |
ビデオ |
2160p@30fps, 1080p@30/60fps, |
カメラは前モデルより大きく進化しています。
背面に1,600 万画素(F1.6)と 1,600 万画素(F1.9)のデュアルカメラを搭載しており、前面には800 万画素(F1.9)を搭載
明るさの調節は AI が担当する仕組みで、周辺の明るさに応じて賢く調整するようになりました。
「ライブフォトモード」というモードがカメラに追加され、シャッターボタンを押す前後で数枚の写真を撮影することで瞬きや不要物の写り込みを解消します。
通信 その他
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac デュアルバンド対応 Wi-Fiダイレクト |
Bluetooth |
5.0, A2DP, LE, aptX HD |
USBタイプ |
3.1 Type-C 1.0 |
3.5mmジャック |
有 |
センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー コンパス 気圧計 |
認証機能 |
指紋認証 (背面) 顔認証 ノックコード |
その他 |
NFC 急速充電対応 |
バッテリー |
Li-Po 3000mAh |
端末カラー |
New Platinum Gray, New Aurora Black, New Moroccan Blue, Raspberry Rose |
価格 |
未定 |
※ 注意していますが、上記情報は100%正確とは限りません。ご了承ください。
必要な物はほとんど入っていますし、どれも最新の性能ばかりです。
バッテリー容量が3000mAhというのがどれくらいバッテリーの持ちに影響してくるかがポイントだと思います。
IPS LCD液晶ディスプレイは有機ELディスプレイより電池を消耗すると聞いていますので、もしかしたらバッテリー持ちは悪いかもしれません。

画像は3色しかありませんが、本体カラーは4色展開のようです。
肝心の価格に関してですが、まだハッキリとした発表がされていません。
前モデルの「G6」はそんなに高価格ではなかったことから、今回の『LG G7 ThinQ』も同じくらいかと思っていましたが、
10万円近い価格という噂もでていますので、現時点ではなんとも言えません。
端末対応バンド
LTE / 3G
・docomo B1 B19 B21 B28 B42
・au B1 B11 B18 B26 B28 B42
・softbank B1 B2 B8 B28 B42
※2018年現在の周波数対応バンドになります。 色が付いてるのは、端末対応バンドです。
総評
端末性能を見ると、最新スペックを全部搭載した高性能スマホ というイメージでしょうか。
ただ、ハッキリ言ってしまうと、それなりに売れるスマホを作った”無難なスマホ”というイメージがします。
外観、性能面、機能面と、メーカー側が冒険したな!というところが一つもありませんですし、他社と比較して飛びぬけている点もありません。
オールラウンドで高性能スマホならSamsungのGalaxy S9の方が『LG G7 ThinQ』より高性能な部分が多くありますので、そっちの方がいいのでわ?と思ってしまいます。
例えばHUAWEIで言えばカメラ性能を全面的に押し出したり、他メーカーで言えば、高性能・低価格で押し出したり そういうのが全くなくてちょっと中途半端な感じになっている気がします。
とは言え、価格がハッキリしないと何とも言えないですよね。 価格でだいぶ評価が変わると思います。
個人的な意見になってしまいますが、 80000円くらいが境目ではないでしょうか
80000円以内なら割安というイメージですが、80000円超えてくると割高イメージになってしまうかと思います。
それでも高性能でまとまっているスマホには変わりはありませんので、LG製品を長く愛用している方や、そろそろスマホを買い替えようという方には選択の一つになり得るスマホだと思います。
⇩⇩⇩こちらは『LG G7 ThinQ』のハンズオン動画です
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