ASUSからゲーミングスマホが登場!! これ、通常使用にも最高なスペックでしょ!?
先日台北(台湾)で行われたCOMPUTEX TAIPEI 2018で地元台湾の大手スマホメーカー「ASUS」より、同社ゲーミングスマホ『ROG Phone』が発表されましたので紹介いたします。
尚、発表されはしましたが、発売日はまだ明確になっていません。
今のところでは、2018年夏頃を予定しているという情報ですが、それもまだ確定の情報ではありません。
ASUS社と言えば、日本でも多くのスマートフォンが既に販売されており、知名度もかなりある台湾のスマホメーカーで、印象としてはコスパ高い商品を数々送り出してくれている印象です。
結構前に話題になったのが、この会社の読み方。
アルファベットで「ASUS」ですので、エイサスやらアスースやら色んな読み方をそれぞれがしていましたが、 現在の公式の読み方は「エイスース」ですので覚えておいてください。 英語の読み方が「エイスス」という発音に近いらしいですね。
今回発表された『ASUS ROG Phone』、位置づけ的にはゲーミングスマホの位置づけになります。
最近ゲーミングスマホの分野が少しずつ活気づいてきていますね。
去年Razer社から発売された「Razer Phone」に始まり、Xiaomi社(小米)出資の「Black Shark」、ZTEの「Red Magic」等々
ASUS社も参入した事により、中国の他社メーカーも色々と出てくるかもしれないですね。
ちなみに、端末名称の「ROG」は(Republic of Gamers)の略称のようです。
サイズ 外観
サイズは結構大きいです。6インチのディスプレイサイズと考えると結構大きくて厚い印象を受けそうですね。
サイズ的に近いのは、SamsungのGalaxy S9+でしょうか。 横幅はGalaxy S9+より大きいですけど。
特徴としては、側面と底面の両方にUSB Type-Cを挿すところがあります。
これは横向きでゲームをプレイする時に周辺機器等を挿して使用できるようにした為です。
背面のデザインは幾何学的で、普通のスマホとはかなり違うデザインです。
カメラの横に見えるのが指紋認証センサーですね。
スペック
本体情報
4Gバンド |
LTE |
発表・発売予定 |
2018年夏頃を予定 |
サイズ |
158.5 x 76.2 x 8.6 mm |
重量 |
200 g |
SIM |
Nano SIM |
OS |
Android 8.0 (Oreo) |
メモリ |
128/512 GB, 8 GB RAM |
CPU |
Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 クロック数 (2.96GHz) |
GPU |
Adreno 630 |
MicroSD対応 |
無 |
ゲーミングスマホだけあって、性能はかなり高性能な構成になっています。
ストレージとメモリも大容量ですね。
これだけストレージが大きいと、MicroSDが無くても何とかなりそうな気がしますね。
特徴的なのがCPUです。 最新のSnapdragon 845を搭載していますが、クロック数は特製の2.96GHz。
なぜ特製かといいますと、Snapdragon 845は「最大2.8GHz」と公式サイトで表記されていますので、それを上回る数字を出している=特製CPUPという事になります。
ディスプレイ
タイプ |
AMOLED 有機ELディスプレイ液晶 「90Hz」 |
サイズ ・解像度 |
6.0インチ 1080 x 2160ピクセル アスペクト比18:9 (~402 ppi density) |
保護 |
コーニング ゴリラガラス |
防水・防塵 |
|
ディスプレイには、有機ELディスプレイを採用。
リフレッシュレートが「90Hz」になっています。
このリフレッシュレートとは、1秒間に何回画面が切り替わるかの一つの指標で、通常のスマホですと平均が「60Hz」です。
数値が大きいほどヌルヌルと滑らかに動きますので、この数値をみてもこのディスプレイがゲームをするのに適したディスプレイといえますね。
カメラ
メインカメラ |
デュアルカメラ 12 MP + 8 MP, オートフォーカス LEDフラッシュ |
インカメラ |
8 MP |
ビデオ |
2160p@30fps |
通信 その他
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ad, デュアルバンド対応 Wi-Fiダイレクト |
Bluetooth |
5.0, A2DP, LE |
USBタイプ |
3.1, Type-C 1.0 |
3.5mmジャック |
有 |
センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー コンパス |
認証機能 |
指紋認証(背面) 顔認証 |
その他 |
NFC 急速充電対応 20W (Quick Charge 4+) |
バッテリー |
Li-Po 4000mAh |
端末カラー |
ブラック |
価格 |
|
※ 注意していますが、上記情報は100%正確とは限りません。ご了承ください。
Wi-Fiが最速規格の「ad」に対応しているのが気になります。でもこれを搭載していても、「ad」対応のルーターを持っていなければ意味無いんですけどね・・
搭載性能はそれぞれ最新の物を搭載しています。
バッテリーが大容量4000mAhを搭載していますね。これは普段使いにも嬉しい点です。
バッテリーが大きい分端末重量等は増えてしまいますが、会社の昼休みとか、通勤の移動の間にゲームをやる人にとっては、バッテリーは大きい方がいいですからね。
端末対応バンド
LTE / 3G
・docomo B1 B19 B21 B28 B42
・au B1 B11 B18 B26 B28 B42
・softbank B1 B2 B8 B28 B42
※2018年現在の周波数対応バンドになります。 色が付いてるのは、端末対応バンドです。
対応バンドの発表はまだありませんが、「ASUS」ですからよっぽど日本国内での使用は大丈夫だと考えられます。
総評
ゲーミングスマホですが、普通に高性能な端末です(笑) いやゲーミングスマホだから高性能なのか
カメラにはこだわらない、処理能力だけが高くて、普段ゲームアプリと動画しかみないよーーー的な人にもとてもピッタリなスマホではないでしょうか?
バッテリーも大容量なので、値段が安ければビジネス用に使用してもアリな気がします。
取引先の人が打ち合わせの時にこんなスマホ出して来たら興味持っちゃいますよねww
打ち合わせ時の1つの話題作りにもなるかもです(笑)
価格の発表がされていないので、コストパフォーマンスの面ではなんとも言えません・・・が、そこは「ASUS」ですから驚きのプライスを出してくるんじゃないでしょうかw
Xiaomi社出資の「Black Shark」で中国現地価格が約60000円くらいでしたから、『ASUS ROG Phone』も同じくらいの値段を打ち出してくるんじゃないでしょうか。
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